中国茶インストラクター協会の会員の皆様にご連絡いたしました通り、6月15日に、渋谷の華泰茶荘にて令和元年度通常総会が開催されました。
出席者は、久々に華泰茶荘に足を運ばれた方も含めて15名。
委任状をご返送頂いた方は47名でした。
事前に皆様にお送りした資料に沿って、昨年度の活動報告、今年度の活動方針の承認を頂きつつ進行しました。
今回の総会では、初めて“茶席・舞台茶藝における音楽の使用”についてのご説明を行い、協会員の皆様に対して“著作権”についての共通認識を確認しました。
また、少し刺激的な表現をした資料も同封していましたが、中国茶インストラクター協会員であることのメリットと、果たすべき責任についても明確に方針を打ち出しました。
特に、協会員による華泰茶荘を利用した茶会や評茶イベントに使用できるように調整を進めますし、理事長による“集中講座”の無料聴講では、最新の情報とともに“教え方”についても学ぶことができます。
最後に、理事長から協会への想いも厚く語って頂き、予定の1時間を少し超えて総会は終了しました。
また、引き続き今年度第一回の“極茶塾”も開催されました。
試飲したのは、野性福鼎白毫銀針・手工製の太平猴魁・正山小種(妃子笑)・阿里山烏龍茶・烏崠単叢肉桂香の5種。
なかなか飲むことのできないお茶ばかりで、茶殻もそれぞれ特徴があり、興味深いものでした。
また、高級な高山烏龍茶の産地として有名な阿里山も、元々は鉱山で、烏龍茶の栽培が始まったのはかなり最近であるということ、近年日本でも大流行している台湾のシェイクティーの本当の産地のことなど、幅広い内容で、非常に勉強になりました。
次回は11月2日に開催予定です。詳細は追ってメルマガにて告知させていただきます。ぜひご参加ください。
幹事長 佐藤光浩