「茶熟香溫且自看」の篆刻印文
シアワセ瞬間(写真日記)

「茶熟香溫且自看」の篆刻印文

「茶がちょうど香り高く温かいうちに、まず自分で味わって眺めよう」
「出来たばかりの温かな香気の茶を手に、独り静かに鑑賞する」。

この“自適”の精神が文人印(閒章)の定番語となり、篆刻家・黄易が印文に刻し、揚州八怪の邊壽民も作品に鈐用。
評価や拡散より、完成の余韻を自分の感性で確かめる、お茶×芸術の作法を示しています。

(図・文 日本華泰茶荘 林 聖泰)

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teacha
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東京都

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