【6/27開催】WEBオープンセミナー『お茶と茶器のアジア探検記』

三つの謎で読み解く、東西交流四百年

会員の皆様、そして中国茶を愛する皆様、こんにちは。
理事長の林聖泰です。

6月27日(土)10:00より、NPO中国茶文化協会初の「謎解き型」WEB茶文化講座、
『お茶と茶器のアジア探検記──お茶が、世界地図を塗り替えた』を開講します。

中国茶を学ぶとき、私たちは茶葉の種類・製法・淹れ方・香味表現に目を向けます。
しかし茶文化は、それだけでは完結しません。
一杯のお茶はどこから運ばれてきたのか。
茶器はなぜその形になったのか。
東洋の茶と磁器は、どのようにヨーロッパの暮らしと美意識を変えたのか。
本講座では、五代目店主と茶藝師・評茶師の視点から、三つの謎を軸に四百年の旅を読み解きます。

【本講座で追う三つの謎】

謎①|VOC(オランダ東インド会社)が運んだ「初期の茶」とは?
ヨーロッパ初期の茶貿易では、いま私たちが想像する紅茶だけでなく、緑茶系の茶が大きな存在でした。
Singlo(Songlo=松蘿)と呼ばれた緑茶は、欧州の茶文化を考える重要な手がかりです。やがて武夷(Bohea)系へ、そして正山小種・祁門紅茶といった紅茶の系譜へ。
茶杯の色が「緑から紅へ」移る背景には、味覚だけでなく、航海・保存・貿易・流行の物語があります。

謎②|なぜ景徳鎮が市場から退き、伊万里が世界へ向かったのか?
17世紀、VOCによる中国磁器の輸入、クラーク磁器(芙蓉手)の流通、そして明清交替という政変は、
ヨーロッパの食器文化を大きく動かしました。
中国磁器の供給が揺らいだ時期に、日本の有田・伊万里が世界の市場へと羽ばたきます。
一枚の皿の運命は、窯の技術だけで決まったのではありません。

謎③|「パラソルを持つ婦人」は、なぜ中国と日本の二つの窯で作られたのか?
1734年、VOCはオランダの画家コルネリス・プロンクに、磁器装飾のデザインを依頼しました。
この優美な意匠は、中国(景徳鎮系)でも日本(有田・伊万里系)でも作られ、東西の美意識を映す器となりました。
一つの図案に、注文主・画家・商人・窯場の複雑な関係が刻まれています。

◆ 完全書き下ろしの「公式副読本」が完成
本講座のために、数か月にわたる資料の最終確認を経て、完全オリジナルの公式副読本(全8ページ・PDF)が完成しました。
複雑な貿易ルートや磁器市場の変遷を、視覚的にひと目で理解できるよう、図表とカラー写真をふんだんに収めています。
講師としてご活動の先生方の教材研究にも、愛好家の皆様の保存版テキストとしてもお使いいただけます。
【6月26日(金)まで】のお申込みに限り、受講者全員に無償特典として進呈します。

◆ ライブ参加が難しい方へ
当日ご都合が合わない方も、6月29日〜7月21日の3週間、見逃し配信(録画)でご覧いただけます。
ライブ参加は今週の6/27、録画はその後にじっくり、と使い分けていただけます。

中国茶・台湾茶を学ぶ方、講師として活動される方はもちろん、紅茶・洋食器・伊万里・マイセン・
世界史・美術史に関心のある方にも、広くお楽しみいただける内容です。

― 開催概要 ―
日時:2026年6月27日(土)10:00〜11:30(90分・ライブ質疑あり)
会場:Zoomウェビナー(見逃し配信 6/29〜7/21)
参加費:3,630円(税込)/公式副読本(全8ページ・PDF)付き
無償進呈は6/26までのお申込み限定
主催:NPO法人中国茶文化協会
お申し込み:日本華泰茶荘SHOP
https://www.chinatea.co.jp/shop/products/detail/3422
(NPO中国茶文化協会BASE店からもお申し込みいただけます)

皆様との新しい「茶縁」が広がる時間を、楽しみにしております。
(NPO法人中国茶文化協会 理事長 林 聖泰 より)

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