
一杯のお茶がつないだ、一期一会の幸せな時間
本日、CTF2026を無事に終えることができました。
ご参加くださった皆さま、茶席を担当してくださった講師の皆さま、
そして準備から当日の進行まで支えてくださったアシスタントの皆さま、
本当にお疲れさまでした。
そして、心よりありがとうございました。
会場には、朝からやわらかな緊張感と、これから始まる茶会への期待が満ちていました。
茶葉を見つめ、香りを確かめ、湯の音に耳を澄ませ、一杯のお茶をゆっくり味わう。
その一つ一つの時間が、今日だけの特別な「一期一会」になったように感じます。
【品種茶の飲み比べ】
評茶の時間では、参加者の皆さまが真剣にお茶と向き合いながらも、時折笑顔を交え、
和やかな雰囲気の中で学びを深めてくださいました。
お茶は知識であり、技術であり、そして何より、人と人をつなぐものだと改めて感じました。
季節ごと品種ごとの個性を見比べ、飲み比べる時間も、今回の大きな魅力の一つでした。
茶葉の形、水色、香り、滋味、余韻。
それぞれの違いを丁寧に感じ取ることで、一杯のお茶の奥行きがさらに豊かに見えてきます。
【美しく整えられた茶席と茶席実演】
茶席では、茶器、花、石、布、光の入り方まで、一つ一つに心が配られていました。
お茶を淹れる前から、すでに空間全体が一つの物語を語っているようでした。
各茶席では、講師の皆さまがそれぞれの感性と経験を活かし、美しい所作でお茶を淹れてくださいました。
湯気が立ちのぼる瞬間、茶湯が杯に注がれる瞬間、参加者の表情がふっとやわらぐ瞬間。
そのすべてが、本日の大切な記憶となりました。
茶詩に、
一杯春露暫留客,
兩腋清風幾欲仙。
とあります。
「一杯の春露のようなお茶が、客をしばし引き留め、その一口によって両脇から清らかな風が吹き、
まるで仙人になったかのような心地になる。」
今日のCTF2026は、まさにこの詩のような時間でした。
お茶を囲む皆さまの表情には、嬉しさ、満足感、驚き、学び、そして静かな喜びがありました。
大きな言葉で飾らなくても、一杯のお茶を前にした瞬間、人の心は自然とほどけていきます。
本日ご参加くださった皆さまにとって、この時間が
「お茶ってやっぱり楽しい」
「もっと知りたい」
「また誰かと一緒に飲みたい」
と思えるきっかけになっていれば、これほど嬉しいことはありません。
CTF2026を支えてくださったすべての皆さまに、改めて心より感謝申し上げます。
一杯のお茶から生まれる幸せな瞬間を、これからも皆さまとともに大切に育ててまいります。
本日は本当にありがとうございました。
(中華茶講師協会 理事長 林 聖泰)

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