シアワセ瞬間(写真日記) 至福の茶時間 | Tea Happy Moments

台湾旅行② 牛肉麺だけでは、台湾は語れない。

 

台湾人が夏になると必ず食べる「四つの味」を知っていますか?

台湾旅行と聞いて、最初に思い浮かぶのは何でしょう。

牛肉麺。
小籠包。
夜市。
もちろん、どれも外せません。

でも、台湾人の夏を本当に知りたいなら、ぜひ街の甘味店へ足を運んでください。

そこには台湾人が何世代にもわたって愛してきた夏の味があります。

例えば「蜜芋頭」。
日本では里芋を煮物でいただくことが多いですが、台湾では甘く煮てデザートとして楽しみます。

芋圓」は九份から全国へ広がった人気スイーツ。
もちもちとした食感は、一度食べると忘れられません。

仙草」は爽やかな香りを持つ薬草文化から生まれた夏の定番。

そして最も台湾らしいのが「愛玉」です。
愛玉は果物でもゼリーでもありません。
台湾固有種「愛玉子」の種子から、天然のペクチンだけで固まる世界でも珍しい天然デザートです。
台湾の先住民族が古くから利用してきた食文化でもあります。

さらに夏は、愛文マンゴー、ライチ、パパイヤ、ドラゴンフルーツなど、旬の果物が街中に並びます。

台湾は「フルーツ王国」。
この言葉は決して大げさではありません。

そして、私が最後に必ず楽しむのが台湾茶です。
甘味を食べたあとに飲む一杯の烏龍茶。

口の中をすっきり整え、果物の甘みも、芋の香りも、仙草の余韻も、より美しく感じさせてくれます。

台湾では、お茶は飲み物ではなく、食文化の一部なのです。

だから私はいつも思います。台湾旅行とは、「食べ歩き」ではなく、「文化を味わう旅」なのだと。

『ChaTea五代目茶論』・華泰茶荘店主 林 聖泰


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東京都

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