一週間、立ち止まって気づいたこと

茶を伝えることも、仕事を続けることも、健康な身体があってこそ

この一週間あまり、風邪をこじらせ、体調を崩していました。

普段なら難なく進められる仕事にも集中できず、机に向かっても、なかなか言葉が出てきません。
映像の編集も、資料の整理も、予定どおりには進みませんでした。
講座の録画や資料、特別副読本をお待ちいただいている皆さまには、ご心配とご迷惑をおかけしましたことを、
心よりお詫び申し上げます。

これほど長い間、体調が戻らなかったのは久しぶりのことです。
けれども、ようやく身体が回復し、今日から少しずつ、いつもの仕事に戻れるようになりました。

元気なときには、仕事ができることを当然のように思ってしまいます。
次の講座を考え、資料を調べ、文章を書き、茶を選び、皆さまに届ける。その一つひとつは、
身体が元気であるからこそできることです。

頭ではわかっていたつもりでしたが、身体が動かなくなって初めて、その当たり前のありがたさに気づきました。
一杯のお茶にも、体調によって感じ方の違いがあります。
元気な日には軽やかに感じる香りが、疲れている日には強く感じられることもあります。
いつもなら心地よい渋みが、体調によっては少し重く感じられることもあります。

茶を評価するとき、茶葉や湯温、抽出時間だけではなく、飲む人の身体と心の状態も、決して切り離すことはできません。
今回、しばらく仕事を離れたことで、茶を味わうことと、身体を整えることは、とても近いところにあるのだと、あらためて感じました。

現在、皆さまをお待たせしている仕事がいくつかあります。
NPO中国茶文化協会の「認定講師・コーディネーター導入研修講座」については、録画映像と資料の再編集を進めています。

WEB中国茶探検記・第1回
「シルクロードの茶・歴史・異文化の物語――西安から敦煌への茶旅行紀行」
についても、録画映像の編集と配信準備を、順次進めています。

また、8月2日に開催した楽茶塾
「地図と風味輪で旅する『風味を言語化』茶ソムリエ体験」
のアンケートにご回答くださった皆さまへお届けする、1,500円相当の特別PDF副読本も、現在、最終的な体裁を整えているところです。
写真や図表、当日お伝えしきれなかった解説も加え、講座を振り返りながら、今後の評茶や風味表現にも活用していただける内容に仕上げたいと考えています。

お待たせしてしまい、本当に申し訳ございません。完成したものから、順次ご案内いたします。

そして今夜は、台湾茶風味輪・国際評茶師 WEBライブ・ミニ体験講座」を開催します。
台湾茶風味輪2.0を使いながら、台湾茶の香りや味わいをどのように感じ取り、それをどのような言葉に置き換えていくのかを、初めての方にもわかりやすくお伝えする講座です。

「おいしい」「香りがよい」という感想から、もう一歩先へ。
花香なのか、果実香なのか。
爽やかな香りなのか、熟した甘い香りなのか。
口当たり、余韻、甘み、渋みはどのように現れているのか。
一杯の茶を丁寧に観察し、感じたことを言葉にすることで、茶の世界はさらに広がっていきます。
今夜の講座が、参加される皆さまにとって、台湾茶を新しい角度から見つめるきっかけになればと思っています。

まずは、先週の日曜日に第6回『ChaTea五代目の茶館ノート』を公開しました。
今回のテーマは、台湾の茶藝館でよく見かける「茶水費」です。
茶葉の代金とは別に支払う、このお金は何のためのものなのか。
席を使うためのお金なのか。
湯や茶器の代金なのか。
それとも、茶を飲みながら過ごす時間や空間に対して支払うものなのか。
「茶水費」を考えることは、台湾の茶藝館という場所が、単に茶を飲む店ではないことを理解することにもつながります。

また、10月25日に開催予定の楽茶塾についても、
【烏龍茶、三つの進化 〜製法・産地・工夫茶器で読み解く】
ーー 四種の受賞茶・秘蔵茶を、六杯で。
企画を少しずつ整えています。
長年の茶旅で撮影してきた武夷山、鳳凰山、台湾・文山や高山茶産地の写真、現地で集めた資料、
国家標準や地方標準の変化、烏龍茶の製法や焙煎の移り変わり。
それらを店主秘蔵の烏龍茶とともに味わいながら、「烏龍茶とは何か」を、歴史、製法、基準、風味の
四つの角度から見つめ直したいと考えています。


【烏龍茶、三つの進化 〜製法・産地・工夫茶器で読み解く】
ーー 四種の受賞茶・秘蔵茶を、六杯で。
https://www.chinatea.co.jp/shop/products/detail/3433


体調を崩したことで、予定していた歩みは少し遅くなりました。
しかし、立ち止まった時間があったからこそ、これから何を大切にし、どのように仕事を続けていくのかを考えることができました。

急ぐことよりも、丁寧に仕上げること。
たくさんのことを抱えるよりも、一つひとつを確実に届けること。

そして、何よりも、健康な身体で茶と向き合い続けること。

しばらく立ち止まった分、今日からまた、新しい気持ちで、一つひとつの仕事に向き合ってまいります。

お待ちいただいている皆さま、本当にありがとうございます。
人生如茶。
苦みは、いつまでも口の中に残るわけではありません。
その先には、静かな甘み回甘が待っています。

今日から、また茶と仕事の日々へ戻ります。

ChaTea五代目茶論・華泰茶荘 店主 林聖泰
日本華泰茶荘SHOP / TOPページchinatea.co.jp


『ChaTea五代目の茶館ノート6』「お湯にお金?」 
https://note.com/chatea5/n/n8e1a6ebe94fc

【烏龍茶、三つの進化 〜製法・産地・工夫茶器で読み解く】
ーー 四種の受賞茶・秘蔵茶を、六杯で。
 ▶︎ https://www.chinatea.co.jp/shop/products/detail/3433

◎ 2026年10月第4期
【臺灣特色茶國際證照班(初級)初級台湾国際評茶師 
 W資格認定講座】

1)WEB事前講習:9月10日〜10月18日
       (期間内は繰り返し視聴可能)

2)渋谷対面講習:
    10月17日(土)10:00〜17:30
    10月18日(日)10:30〜12:00
3)検定試験:
    10月18日(日)13:00〜17:00

 ▶︎ https://www.chinatea.co.jp/shop/products/detail/3430

茶を伝えることも、仕事を続けることも、健康な身体があってこそ

この一週間あまり、風邪をこじらせ、体調を崩していました。

普段なら難なく進められる仕事にも集中できず、机に向かっても、なかなか言葉が出てきません。
映像の編集も、資料の整理も、予定どおりには進みませんでした。
講座の録画や資料、特別副読本をお待ちいただいている皆さまには、ご心配とご迷惑をおかけしましたことを、
心よりお詫び申し上げます。

これほど長い間、体調が戻らなかったのは久しぶりのことです。
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元気なときには、仕事ができることを当然のように思ってしまいます。
次の講座を考え、資料を調べ、文章を書き、茶を選び、皆さまに届ける。その一つひとつは、
身体が元気であるからこそできることです。

頭ではわかっていたつもりでしたが、身体が動かなくなって初めて、その当たり前のありがたさに気づきました。
一杯のお茶にも、体調によって感じ方の違いがあります。
元気な日には軽やかに感じる香りが、疲れている日には強く感じられることもあります。
いつもなら心地よい渋みが、体調によっては少し重く感じられることもあります。

茶を評価するとき、茶葉や湯温、抽出時間だけではなく、飲む人の身体と心の状態も、決して切り離すことはできません。
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現在、皆さまをお待たせしている仕事がいくつかあります。
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そして今夜は、「台湾茶風味輪・国際評茶師 WEBライブ・ミニ体験講座」を開催します。
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「おいしい」「香りがよい」という感想から、もう一歩先へ。
花香なのか、果実香なのか。
爽やかな香りなのか、熟した甘い香りなのか。
口当たり、余韻、甘み、渋みはどのように現れているのか。
一杯の茶を丁寧に観察し、感じたことを言葉にすることで、茶の世界はさらに広がっていきます。
今夜の講座が、参加される皆さまにとって、台湾茶を新しい角度から見つめるきっかけになればと思っています。

まずは、先週の日曜日に第6回『ChaTea五代目の茶館ノート』を公開しました。
今回のテーマは、台湾の茶藝館でよく見かける「茶水費」です。
茶葉の代金とは別に支払う、このお金は何のためのものなのか。
席を使うためのお金なのか。
湯や茶器の代金なのか。
それとも、茶を飲みながら過ごす時間や空間に対して支払うものなのか。
「茶水費」を考えることは、台湾の茶藝館という場所が、単に茶を飲む店ではないことを理解することにもつながります。

また、10月25日に開催予定の楽茶塾についても、
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そして、何よりも、健康な身体で茶と向き合い続けること。

しばらく立ち止まった分、今日からまた、新しい気持ちで、一つひとつの仕事に向き合ってまいります。

お待ちいただいている皆さま、本当にありがとうございます。
人生如茶。
苦みは、いつまでも口の中に残るわけではありません。
その先には、静かな甘みと回甘が待っています。

今日から、また茶と仕事の日々へ戻ります。

ChaTea五代目茶論・華泰茶荘 店主 林聖泰
日本華泰茶荘SHOP / TOPページchinatea.co.jp


『ChaTea五代目の茶館ノート6』「お湯にお金?」 
https://note.com/chatea5/n/n8e1a6ebe94fc

【烏龍茶、三つの進化 〜製法・産地・工夫茶器で読み解く】
ーー 四種の受賞茶・秘蔵茶を、六杯で。
 ▶︎ https://www.chinatea.co.jp/shop/products/detail/3433

◎ 2026年10月第4期
【臺灣特色茶國際證照班(初級)初級台湾国際評茶師 
 W資格認定講座】

1)WEB事前講習:9月10日〜10月18日
       (期間内は繰り返し視聴可能)

2)渋谷対面講習:
    10月17日(土)10:00〜17:30
    10月18日(日)10:30〜12:00
3)検定試験:
    10月18日(日)13:00〜17:00

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